2024年
2月
19日
月
第413回振動談話会のご案内
令和6年2月16日(金)
振動談話会 会員各位
第413回振動談話会のご案内
幹事 大阪公立大学 中川 智皓
三菱電機株式会社 中澤 大輔
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第413回の振動談話会の例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第413回振動談話会
開催日 : 令和6年 3月11日 (月)
時 間 : 13:20 ~ 16:50
会 場 : 三菱電機株式会社 電子通信システム製作所 B301コムホール
(兵庫県尼崎市塚口本町8-1-1)
<URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/network/randd/detail/#P000000010>
◆プログラム
[開催挨拶] 13:20 ~ 13:30
[ショールーム見学] 13:30 ~ 15:15
・伊丹製作所ショールーム
・系統変電システム製作所ショールーム
※見学につきまして、同業他社の方のご参加はお断りさせていただくことがございます。
大変申し訳ございませんが、予めご了承ください。
[休憩] 15:15 ~ 15:25
[講演.1] 15:25 ~ 16:05 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
平面膜でカバーされた半球タンク内液体のスロッシング特性と鉛直方向加振による動的安定性に及ぼす膜張力の影響
・講演者
大和大学 理工学部 千葉 正克 先生
・概要
宇宙機用燃料タンクの特殊なケースとして、平面膜でカバーされた半球タンク内液体のスロッシング特性と鉛直方向加振による動的安定性に及ぼす膜張力の影響について、実験と解析の両面から明らかにした。
[講演.2] 16:05 ~ 16:45 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
昇降機の摺動ガイド機構の自励振動抑制に関する研究
・講演者
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 奥田 龍
・概要
昇降機では、かごやステップ、手摺などの運動の流れの規制に摺動ガイドが多く用いられている。この方式では摺動音が発生する場合があり、摩擦係数や摺動面圧といった予め調整が困難な外部要因による摩擦振動の増幅が主な原因と考えられている。本研究では、二つの部材が直線摺動する基礎的な摺動ガイド構造について力学的検討を行い、移動する構造体側の慣性モーメントや重心位置といった設計段階での調整が可能なパラメーターによる摩擦振動の抑制に有効と思われる条件を導き出した。さらに振動発生に対して厳しい外部条件を再現した
検証実験により、導き出した条件の構造が振動抑制に有効であることを確認した。
[諸連絡] 16:45 ~ 16:50
[移動] 16:50 ~ 17:15
[交流会] 17:15 ~ 19:30 (JR塚口駅周辺)
※交流会は無料です。
出欠のご連絡を、2月26日(月) 17:00までに幹事(中川・中澤)までE-mail にてお願い致します。
返信機能を使っていただければ幸いです。
三菱電機社内の手続きが必要なため、出欠ご連絡は期限厳守でお願いいたします。
2023年
12月
14日
木
第412回振動談話会のご案内
令和5年12月8日(金)
振動談話会 会員各位
第412回振動談話会のご案内
幹事 大阪公立大学 中川 智皓
三菱電機株式会社 中澤 大輔
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第412回の振動談話会の例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第412回振動談話会
開催日 : 令和5年 12月18日 (月)
時 間 : 14:00 ~ 16:00
会 場 : 大阪公立大学 梅田サテライト
(大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階103教室)
<https://www.omu.ac.jp/about/c
◆プログラム
[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05
[講演.1] 14:05 ~ 14:45 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
カリフォルニア大学バークレー校での在外研究
・講演者
大阪公立大学 中川 智皓
・概要
2022年7月~2023年6月にカリフォルニア大学バークレー
Institute of Transportation Studiesの所属で、Richmond Field StationにあるChing-Yao
Chan教授の研究室です。
家族同伴の在外研究について、生活の面からもお話します。
[講演.2] 14:45 ~ 15:25 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
Phase-locked loop撮影の振動計測・X線CTへの適用
・講演者
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 総合機械工学科 松原 真己 先生
・概要
振動を画像で計測するためには、サンプリング周波数にかかわるフ
変位分解能にかかやる画素数の大きさ、サブピクセル画像処理の高
ストロボ効果を利用したPhase-locked loop撮影技法を適用することで、上記問題点の改善を図る取り
動的X線CTへの応用展開の事例をざっくばらんに報告します。
[諸連絡] 15:25 ~ 15:30
[意見交換等] 15:30 ~ 16:00 (会議室を開放していただいておりますので有志にてご活用下さい
出欠のご連絡を、12月14日(木) 17:00までに幹事(中川・中澤)までE-mail にてお願い致します。
返信機能を使っていただければ幸いです。
2023年
9月
19日
火
第411回振動談話会のご案内
2023年9月13日(水)
第24回秋季技術交流フォーラムのご案内
幹事 大阪公立大学 中川 智皓
三菱電機株式会社 中澤 大輔
未だ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょう。
さて本年も「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」共催で、第24回秋季技術交流フォーラム講演会を行います。
皆様、是非参加頂けますようお願いします。
なお今回は対面方式の講演会ですが、参加受付は事前申し込み方式(締切10月13日)で機械学会関西支部ホームページからとなります。
当日、会場での現金支払いはできませんので、ご了解ください。
記
日本機械学会 関西支部 第 24 回秋季技術交流フォーラム
日時 2023年10月28日(土)13:00~17:10
場所 大阪産業大学 (大阪府大東市中垣内 3-1-1)
JR学研都市線「住道」駅からシャトルバス15分,「野崎」駅から徒歩15分
https://www.osaka-sandai.ac.jp/life/access_map/access.html
次第:
13:00~16:00 各懇話会パラレルセッション
16:10~17:10 特別講演
17:30~19:00 懇親会
参加登録料
会員(協賛団体,懇話会会員含む) : 2,000 円(不課税)
関西支部シニア会会員 : 1,000 円(不課税) 会員外 : 4,000円(税込) 学生 : 無料
懇親会:5000円
※事前参加登録・参加費支払いが必要です。
以下のURL記載のPeatix(ピーティックス)より,10月13日(金)までにお申し込みください.
https://jsmekansai.org/forum/forum2023.pdf
第411回振動談話会、第81回機械の音と振動研究懇話会
「機械力学における最新の研究動向紹介」 [座長 宇津野秀夫(関西大)]
13:30~14:05 「開口端補正を考慮した減衰付きサイドブランチ・ヘルムホルツ消音器の最適調整」 山田啓介(関西大)
14:05~14:40 「動的問題における形状最適設計に関する研究」 呉 志強(滋賀県立大)
14:50~15:25 「圧電フィルムを用いた柔軟構造物の振動による風力からの微小電力環境発電」 西垣 勉(近畿大)
15:25~16:00 「非整数階微積分の振動制御応用」 黒田雅治(兵庫県立大)
特別講演
16:10~17:10 「太陽系宇宙航行用電気推進ロケットの開発」田原弘一(大阪産大)
17:30~19:00 懇親会
講演概要
「開口端補正を考慮した減衰付きサイドブランチ・ヘルムホルツ消音器の最適調整」山田啓介(関西大学)
音場の共鳴が問題である場合には,サイドブランチ消音器またはヘルムホルツ消音器の共振を用いてそれを抑えることができる.これらは音場に対する吸振器に他ならないため,本研究では動吸振器の知見を基礎にして,減衰付きの消音器の最適調整に取組んだ.講演者自身が面白いと感じた内容は,実験で減衰は吸音材の線径と量で比較的簡単に調整ができたことと,対象外の固有モードの影響を考慮することにより,開口端補正を正確に行えたことの2点である.講演ではモード解析を用いて等価離散モデルを求めた上で,これらを説明する.
「動的問題における形状最適設計に関する研究」 呉 志強(滋賀県立大)
振動問題の解析や設計において、実験的手法が主要なアプローチであるが、
近年のコンピュータ技術の進歩により、数値解析の重要性が増してきた。
本講演は、数値解析を活用した動的問題における形状最適設計の研究に焦点を当てて紹介する。広い周波数帯域の振動を考慮した構造の形状設計においては、効率的な手法としてモーダル法の利用が一般的である。しかし,粘性ダンパーを有する場合,運動方程式の非連成化ができないため,モーダル法の適用が制約を受けることがある。本研究では、粘性ダンパーを有する構造が広い周波数帯域の加振力を受ける場合の振動抑制問題や変位規定問題に対し、モーダル法を基盤とした形状最適化解析手法を提案する。まず、最適化問題の定式化に加え、形状勾配関数の導出手法、汎用有限要素法ソフトウェアと独自のプログラムを組み合わせて構築した最適化プログラムの流れについて説明する。また、形状修正解析においては、H1勾配法(力法)の採用により、その理論的背景と特徴についても解説する。最後に、振動抑制を目的とした形状最適設計の数値例および変位規定問題に関する数値例を提示する。
「圧電フィルムを用いた柔軟構造物の振動による風力からの微小電力環境発電」 西垣 勉(近畿大学)
周囲の余ったエネルギーから微小な電気エネルギーを得る環境発電のうち、風力をエネルギー源とするケースでは、気流を乱す鈍頭物体(Bluffbody)を発電機に付け、旗形状の柔軟構造を渦共振させて圧電素子でエネルギー変換する方法がとられるが、低風速域での発電効率の向上と耐久性が問題となる。通常、鈍頭物体には剛体が用いられるが、本講演では振動構造と一体化させた柔軟円筒シェルを用いた著者らの方法について説明する。圧電フィルムを貼付した樹脂フィルム製円筒シェルを鉛直に立て、その上流端を固定支持し、円筒シェルの固有振動数と渦放出周波数が一致する場合に渦共振が起きて発電量が向上する。プロトタイプを用いた実験で数10?100μW程度の発電量が得られることを確認した。また、一様流中に置かれた柔軟円筒がカルマン渦により励振される現象の有限要素法による流体構造連成シミュレーションを実施し、剛体円柱の場合との比較や渦共振が成長する過程を確認することで発電機設計の指針を模索した。
「非整数階微積分の振動制御応用」黒田雅治(兵庫県立大)
非整数階微積分の制御応用としては,古典制御のPID制御に応用した非整数階PID制御が存在するが,現代制御への応用は非整数階微分の状態空間表現で記述される系の安定性や可制御性・可観測性が不明であったため研究が滞っていたが,1990年代後半にD.Matignonらによって解明されたことにより応用が可能となった.磁気浮上系とは,鉄球のような磁性体を磁気力によって空中に非接触で浮上させるが,電圧制御では系への入力が電圧で,出力が鉄球と電磁石間のギャップ長および回路の電流の2自由度の系であり,入力電圧が直接ギャップ長に作用しない劣駆動系でもある.さらに,磁気浮上系は非制御下では不安定であり,電磁力と回路の電気的特性は著しい非線形性を有する.そこで,本研究では,不安定系を安定化させるために現代制御のLQR制御と非線形性に強いとされる非整数階微積分を組み合わせた非整数階LQR制御を用いて,磁気浮上系を安定制御し,平衡位置とは異なる目標値へと追従制御する.
2023年
8月
29日
火
第410回振動談話会のご案内
令和5年8月24日(木)
振動談話会 会員各位
第410回振動談話会のご案内
幹事 中部大学 安達 和彦
パナソニック ホールディングス株式会社 大田黒 大晃
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第410回の振動談話会の例会を下記の通り対面にて開催致します。
(409回に引き続き、オンラインでの開催は予定しておりません。)
今回は前期最後の例会となりますので、例会終了後に技術交流会を企画しております。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第410回振動談話会
開催日 :令和5年9月8日(金)
時 間 :13:30 ~ 17:15
会 場 :〒571-8686 大阪府門真市大字門真1048
パナソニック ホールディングス㈱ プロダクト解析センター 西門真地区
総合技術研究所(E44棟) 2階 20号会議室 ※E44棟1階ロビーにお越しいただければご案内致します。
アクセスURL(西門真地区):
https://holdings.panasonic/jp/corporate/pac/access.html#kadoma-west
アクセスURL〔総合技術研究所(E44棟)〕:
https://holdings.panasonic/content/panasonic/phd-jp/ja/corporate/pac/pdf/gikentou.pdf
◆プログラム
1)開催挨拶、組織ご紹介 13:30 ~ 13:50
2)プロダクト解析センターご見学 14:00 ~ 15:20
(休憩)
3)技術紹介 接着寿命予測ソリューションのご紹介 15:30 ~ 15:45
4)パナソニックミュージアム自由見学、解散 16:00 ~ 17:15
5)技術交流会 17:30~19:30
(会場:パナソニックミュージアム近郊 参加費用:1,000円/1名)
2023年
7月
24日
月
第9回若手研究交流会のご案内
振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会会員各位
振動談話会若手研究交流会実行委員会
振動談話会 第 9 回若手研究交流会(共催:機械の音と振動研究懇話会)のご案内
盛夏の候,振動談話会および機械の音と振動研究懇話会会員の皆様におかれましては益々
ご清祥のこととお慶び申し上げます.
2014年度より開催しております振動談話会若手研究交流会は,コロナウイルス感染症
の影響に伴い,21年度はオンライン,22年度はハイブリッドでの開催となりましたが,
本年度は従来のように宿泊を含む2日間の日程で開催する運びとなりました.その
企画内容が決まりましたのでご案内申し上げます.企業と大学の双方が参加しやすく,
かつ参加者にとって収穫のある内容を目指し,実行委員で協議して企画を決定致しました.
本交流会は発表者を40歳以下程度とし,ディスカッション重視であることが最大の特徴
です.
また,参加者皆様の投票により優秀講演者を選出して
「振動談話会若手優秀研究発表賞」を贈呈いたします.加えて,振動・音響分野の
ベテラン研究者による特別講演およびシンフォニアテクノロジー株式会社伊勢製作所の
工場見学を開催いたします.この分野の将来を担う若手の鍛錬および交流の場として
ご活用ください.
多くの企業・大学からご参加いただけますと,多様な発表が聞けて参加者の視野が
広がると存じますので,奮ってご参加いただけますよう,実行委員一同より
お願い申し上げます.
敬具
記
振動談話会第9回若手研究交流会
日 時 :2023年9月15,16日(金,土) 9/15 13:15開始予定
会 場 :シンフォニアテクノロジー株式会社伊勢製作所(1日目)
〒516-8550 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100
https://www.sinfo-t.jp/company/business-base/#factory
鳥羽シーサイドホテル(自由討論会,宿泊,2日目)
〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1084
https://www.tobaseasidehotel.co.jp/
特別講演:9月15日開催
「自励振動が発生する仕組みと自励振動の具体例」
講師:栗田 裕 氏
大阪産業大学工学部機械工学科 教授
工場見学:9月15日開催
シンフォニアテクノロジー株式会社伊勢製作所
参 加 費:参加費4,000円税込 講演会,自由討論会への参加費が含まれます.
宿泊費7,000円税込 宿泊1泊+朝食の料金が含まれます.
※上記参加費は参加人数によって変わる場合があります.
※工場見学につきましては,同業他社の方のご参加をお断りする場合があります.
予めご了承ください.
申込方法:
下記URLの申込ページにアクセスし,下記の1.~9.をフォームに入力してください.
40 歳以上でディスカッションにご参加くださる方は4.にて「聴講者」を選択ください.
1.お名前
2.ご所属
3.連絡先メールアドレス
4.セッションの希望(研究発表/自己紹介/シーズ紹介/聴講者)
5.発表当日のご年齢確認(研究発表セッション発表者のみ)
6.ご講演題目(研究発表およびシーズ紹介セッション発表者のみ)
7.参加予定と宿泊の有無(講演会,自由討論会,宿泊 への参加/不参加)
8.その他の連絡事項およびご要望等
申込ページURL https://forms.office.com/r/G7jKvGNjVk
問合せ先:実行委員会 E-mail: sindou_wakate@t.kyoto-u.ac.jp
申込期限: 8月18日(金)迄
2023年
7月
12日
水
第409回振動談話会のご案内
令和5年7月12日(水)
振動談話会 会員各位
第409回振動談話会のご案内
幹事 中部大学 安達 和彦
パナソニック ホールディングス株式会社 大田黒 大晃
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第409回の振動談話会の例会を下記の通り対面にて開催致します
(オンラインでの開催は予定しておりません。)
ただし、2件目のご講演は遠隔地の講師にお願いしましたので、オ
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第409回振動談話会
開催日 : 令和5年 7月27日 (木)
時 間 : 14:00 ~ 17:00
会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・キャンパス(梅田)
交通アクセス(大阪サテライト・キャンパス)|大学紹介|同志社
<https://www.doshisha.ac.jp/in
◆プログラム
[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05
[講演.1] 14:05 ~ 14:45 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
「玉軸受の剛性試験と振動特性予測」
・講演者
株式会社コベルコ科研 技術本部 板谷 元宏 氏
・概要
近年、BEVの開発が活発になり、モーターとギヤボックスが一体
[休憩] 14:45 ~ 14:55
[講演.2] 14:55 ~ 15:35 オンライン講演(ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
「液体ロケットエンジン用電動ターボポンプの研究開発について」
・講演者
宇宙航空研究開発機構 研究開発部門第四研究ユニット 主任研究開発員 島垣 満 氏
・概要
世界的規模で小形ロケット打上げビジネスが盛んになり、ロケット
本稿では、各国の動向並び、国内における現在の技術課題および進
特に技術課題として宇宙環境に特化した課題、熱管理の課題および
[休憩] 15:35 ~ 15:45
[講演.3] 15:45 ~ 16:25 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
「新しい設計トポロジーに基づく電磁アクチュエータの多自由度化
・講演者
名古屋大学大学院工学研究科 機械システム工学専攻 准教授 部矢 明 氏
・概要
モータを代表とした電磁アクチュエータは機械の駆動源として最も
本講演では,電磁アクチュエータを多自由度化するための新たな設
[事務連絡] 16:25 ~ 16:30
[意見交換等] 16:30 ~ 16:50 (有志でご交流ください)
2023年
6月
12日
月
第408回振動談話会のご案内
令和5年6月6日(火)
振動談話会 会員各位
第408回振動談話会のご案内
幹事 中部大学 安達 和彦
パナソニック ホールディングス株式会社 大田黒 大晃
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第408回の振動談話会の例会を下記の通り開催致します。
既に出席のメールをお送りいただきました会員様につきまして、
誠にありがとうございました。
今回、コロナが落ち着いてまいりましたため、当初対面のみの開催にて
検討を進めておりましたが、少しでも多くの会員の皆様に振動談話会へ
ご参加をいただきたく、対面参加を基本とさせていただきますが、
オンライン聴講可に変更をさせていただきました。
従って、会議発信中にトラブルが発生する場合もございますが予め、
ご了承をいただけますと幸いでございます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第408回振動談話会
開催日 : 令和5年 6月12日 (月)
時 間 : 14:00 ~ 15:30
会 場 : 同志社大学サテライトキャンパス(梅田)
交通アクセス(大阪サテライト・キャンパス)|大学紹介|同志社大学 (doshisha.ac.jp)
<https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html>
◆プログラム
[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05
[講演.1] 14:05 ~ 14:45 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
回転軸系の安定性に及ぼす軸受に付与された表面テクスチャの影響
・講演者
近畿大学 理工学部機械工学科 田浦 裕生 先生
・概要
近年,加工技術の進展により摺動面に表面テクスチャを設け,摩擦・摩耗特性の向上が図られている.ジャーナル軸受の表面に付与した際には,負荷量量等の静特性に加え,回転軸を支持する油膜の動的な特性も変化する.本講演では,テクスチャを設けた際の動特性の変化,それに伴う回転軸の安定性への影響について概説し,より適切なテクスチャ設計について概説する.また,回転軸系の安定性に関し,ジャーナル軸受や非接触シールに関するこれまでの講演者の研究内容についても簡潔に説明する.
[講演.2] 14:45 ~ 15:25 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
簡易熱流体潤滑理論にもとづく真円軸受の新しい設計法
・講演者
九州工業大学 情報工学部知的システム工学科 畠中 清史 先生
・概要
本講演では,回転機械を支える真円軸受の熱流体潤滑性能を予測するモデル式を新たに導出し,
これを応用した軸受設計法について,特に軸受静特性の観点から説明する.
従来のデザインチャートやモデル式を用いる設計法では読取り誤差の問題や複数の式を
使い分ける手間があったが,新しいモデル式の導出によりこれらを解消している.
本講演は,(1) THLモデルの選定,(2) 軸受性能予測値に関するデータベースの構築,
(3) データベース値の特徴調査,(4) 基本モデル式の導出,(5) 最適モデル式の導出,
(6) 最適モデル式の誤差調査,(7) 最適モデル式の検証,(8) 軸受設計法の提示,の順に説明する.
[諸連絡] 15:25 ~ 15:30
[意見交換等] 15:30 ~ 16:00 (会議室を開放していただいておりますので有志にてご活用下さい)
2023年
1月
10日
火
第407回振動談話会のご案内
令和5年1月10日
振動談話会会員各位
第407回振動談話会 及び 工場見学会参加のご意向確認
幹事 高知工科大学 園部 元康
株式会社エクセディ 山下 一洋
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第407回の振動談話会例会を下記の通り開催予定です。
今回は株式会社エクセディにて、工場見学会も実施したいと思って
おります。新型コロナの蔓延状況などにも依るとは思いますが、
現時点での参加意向をご連絡頂けると幸いです。~1/31(火)
(会場や見学ルートの調整などのため、通常の参加打診より早い
タイミングで連絡させて頂きます。最終的な参加・不参加は
随時変更連絡頂ければ結構です。)
敬具
記
第407回振動談話会 (開催案)
開催日 : 令和5年 2月24日 (金)
時 間 : 13:30 – 17:00
会 場 : 株式会社エクセディ 及びオンライン会議(Teams)
大阪府寝屋川市木田元宮1-1-1
○プログラム
【開催挨拶】 13:30 – 13:35 辻内会長
【講演1】 13:35 – 14:35
講演題目:モード解析が頼り ~モデル同定に始まり部分構造合成法に終わる~
講演者:福井大学学術研究院工学系部門機械工学講座 教授 鞍谷文保先生
概要:大学卒業後,40年にわたり振動に関連する研究に携わることができました.
最初はモデル同定やモード拡張による構造変更シミュレーションの予測精度向上など
モード解析に深くかかわるテーマを研究しました.福井大学に移ってからは,振動解析
に適したスポット溶接部のモデル化,超音波プラスチック溶接の接合部の動的挙動予測,
ボルト締結構造の摩擦減衰の推定,シンバルのハンマリング加工が振動特性に及ぼす
影響などの研究を行いました.溶接や塑性加工が絡む問題ですが,すべてモード解析が
ベースになっています.
最近は構造デカップリングによる伝達関数の推定に取り組んでいます.
モード解析から抜け出せなかった研究生活を振り返りながら研究内容を紹介します.
【休憩】14:35 – 14:45
【講演2】14:45 – 15:15
講演テーマ:AT車両搭載のトルクコンバータ(流体継ぎ手)における歯打ち音解析
講演者:松本 悠貴(株式会社エクセディ)
概要:近年のトルクコンバータには,制御性及び耐熱性向上のため,多板クラッチ式
ロックアップ機構が採用されている.しかし,多板ロックアップ式は,非ロック
アップ時において,ディスクとそれに勘合しているドラムとの衝突による歯打ち音を
発生させる.歯打ち音の低減のためには,トルクコンバータやドライブプレートの
振動伝達特性,音響放射特性の改善が有効である.本稿では,構造解析・放射音解析を
活用して上記特性を予測し,試験結果と比較検証を実施した事例について報告する.
【講演3】15:15 – 15:45
講演テーマ:MT車両搭載の捩りダンパ(DMF)内グリスせん断抵抗力の予測技術構築
講演者:吉本 大輔(株式会社エクセディ)
概要:デュアルマスフライホイール(DMF)の技術課題としてエンジン始動時の異音が
挙げられるが,これまでのシミュレーションモデルではこの原因となる共振点通過時の
挙動を予測することは困難であった.本稿では,原因としてDMF内部グリースに着目し,
グリースの見かけ粘度がダンパ挙動に影響することを確認した.また,見かけ粘度が
影響するメカニズムに基づきシミュレーションモデルを再構築することで,エンジン
始動時のダンパ挙動を正しく予測できるようにした.
【諸連絡】15:45-15:55 ;オンライン参加の方は、ここまでのご参加となります。
【工場見学】15:55-16:55
冒頭で見学ルート&実験設備の説明した上で、参加人数によってはグループ分けをして
自動車部品製造工場及び実験設備をご見学頂きます。
製品クローズアップ|株式会社エクセディ (exedy.com)
【閉会挨拶】16:55-17:00
☆状況によってはスケジュール(工場見学時間帯など)を変更する可能性もあります。
2022年
11月
23日
水
第406回振動談話会のご案内
令和4年11月22日
振動談話会会員各位
第406回振動談話会および第121回振動音響研究会 合同研究会のご案内
幹事 高知工科大学 園部 元康
株式会社エクセディ 山下 一洋
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第406回振動談話会の例会を日本機械学会中国四国支部の振動・音響研究会との
合同研究会として開催致します。
今回は梅田での対面開催に加え、ビデオ会議システム(Webex)を用いた
ハイブリッド開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
第406回振動談話会(第121回振動・音響研究会との合同研究会)
開催日 : 令和4年 12月16日 (金)
時 間 : 14:00 – 16:15
会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・キャンパスおよびオンライン会議(Webex)
大阪市北区梅田1-12-17 JRE梅田スクエアビル17階
交通アクセス(大阪サテライト・キャンパス)|大学紹介|同志社大学 (doshisha.ac.jp)
[開催挨拶] 14:00 – 14:05
振動談話会 主査 辻内 伸好(同志社大学)
振動・音響研究会 主査 日野 順市(徳島大学)
[講演1] 14:05 – 14:45
講演テーマ:圧縮センシングを用いた構造物の振動モード同定手法
講演者:加藤 由幹(広島商船高等専門学校)
概要:
構造物の固有振動数と振動モードの計測は,制振設計や故障診断などを目的に
盛んに実施されている.近年,画像から変位を測定する手法(デジタル画像相
関法)が開発され,カメラ1台で振動モードの計測が可能となった.しかし,
高周波の振動モードの同定には高速度カメラが必須であり,コストの増加と分
解能の低下が問題となっていた.そこで本研究では,ランダムなストロボフラ
ッシュを用いて低速度カメラで撮影した画像に「圧縮センシング」を適用する
ことで,振動モード計測の低コスト化と高分解能化を達成した.本講演では,
この手法の性能評価結果,「圧縮センシング」という新しい計測法の原理や応
用方法,今後の展望などについて紹介する.
[講演2] 14:45 – 15:25
講演者:パッチ型吸音構造の吸音原理および特性
講演者:眞田 明(岡山県工業技術センター)
概要:
ウレタンフォームなどの多孔質吸音材料の吸音特性は厚みに依存し、低周波数
で吸音効果を得るには、厚くする必要がある。このため、機械装置や自動車な
ど容積が制限される適用対象においては、低周波数で吸音効果を得ることが困
難である。このことから、我々は多孔質吸音材の表面に非通気のパッチを設置
する構造(パッチ型吸音構造)を提案した。パッチを設置することで、材料に
入射した音波はパッチ部分で回折し、パッチ下空間において気柱共鳴が発生す
る。これにより同じ厚みの単体の多孔質吸音材料よりも低周波数で高い吸音効
果が得られる。吸音率の実測と数値解析により、パッチ型吸音構造の吸音原理
および吸音特性を示す。
[休憩] 15:25-15:40
[講演3] 15:40 – 16:10
講演者:小型吸遮音性能計測システムの開発
講演者:花島 萌(株式会社エステック)
概要:
自動車の電動化に伴い,ステアリングシャフトやハーネス等の貫通部品や防音
材の遮音性能・吸音性能を高周波域まで精密に計測する技術の需要が高まって
いる.これを受け,音響透過損失100dBを超える高性能部品も含め評価可能な
小型吸遮音性能計測システムを構築した.本講演では計測システムの構想や性
能向上のための取組,および計測例を紹介する.
[諸 連 絡] 16:10 – 16:15
〇 出欠のご連絡を、12月5日(月) 17:00までに幹事(山下・園部)まで
E-mail にてお願い致します。返信機能を使っていただければ幸いです。
オンライン出席のご回答を頂いた方にWEB会議の接続先をご案内いたします。
なお、出欠のご連絡に対して個々の返信は致しませんが、参加予定者には
12月6日以降に一斉連絡させて頂きます。
(12/6以降に出欠予定が変わった方は、幹事までご連絡下さい。)
*********************(12月5日(金) 17:00まで)*************************
お名前:
ご所属:
e-mailアドレス:
ご出席(現地参加)/ご出席(オンライン参加)/ご欠席
*************************************************************************
以上、よろしくお願いいたします。
2022年
9月
12日
月
第405回振動談話会のご案内
2022年9月12日
第23回秋季技術交流フォーラムのご案内
幹事 大阪公立大学 川合 忠雄
ヤンマーホールディングス株式会社 岡﨑 琢朗
未だコロナが収束しない毎日ですが、例年通り「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」共催で、第23回秋季技術交流フォーラム講演会を行います。
皆様、是非参加頂けますようお願いします。
なお今回は対面方式の講演会ですが,参加受付は事前申し込み方式(締切10月14日)で機械学会関西支部ホームページからとなります。当日,会場での現金支払いはできませんので,ご了解ください.
記
日本機械学会 関西支部 第 23 回秋季技術交流フォーラム
日時 2022年10月22日(土)10:00~17:10
場所 兵庫県立大学 姫路工学キャンパス(姫路市書写2167)
対面方式
次第:
10:00~12:30 各懇話会パラレルセッション
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 特別講演
14:40~17:10 各懇話会パラレルセッション
参加登録料
会員(協賛団体,懇話会会員含む) : 2,000 円(不課税) 関西支部シニア会会員 : 1,000 円(不課税) 会員外 : 4,000
円(税込) 学生 : 無料
※事前参加登録・参加費支払いが必要です。以下のURL記載のPeatix(ピーティックス)
より,10月14日(金)までにお申し込みください.
https://jsmekansai.org/Seminar/forum20221022.pdf
第405回振動談話会,第78回機械の音と振動研究懇話会
機械力学関連の受賞者フォーラム 司会 宇津野秀夫(関大)
14:40-15:10 「非線形波動変調に基づく接触型損傷検出の研究」
田中 昂(滋賀県立大) 2021年度 日本機械学会奨励賞(研究)
15:10-15:40「二次定数の解析性に基づくマス・ばね・ダンパ系の波動解析・波動制御」
長瀬 賢二(和歌山大) 2020年度部門賞 パイオニア賞、
2019 年度 関西支部賞研究賞
15:40-16:10「結合自由度における自己コンプライアンス行列の
Rank-One 摂動を利用した共振周波数の制御」
松村 雄一(岐阜大)2020年度 日本機械学会賞(論文)
16:10-16:40「Structural health monitoring of layered structure by strain measurements」
河村 庄造(豊橋技科大)2020年度 日本機械学会賞(論文)
16:40-17:10 「自動洗濯機の防振設計とモデル化 ー20年の研究を振り返ってー」
辻内 伸好(同志社大)2020年度部門賞 学術業績賞
追)午前中にSDGs関連のフォーラムもあります.ご興味のある方はご参加ください.
講演概要
「非線形波動変調に基づく接触型損傷検出の研究」 田中 昂(滋賀県立大)
本研究は,機械や構造物に生じる面接触を伴う損傷(接触型損傷)を,損傷部における局所的な非線形現象(非線形波動変調)により生じる振動を計測、検出するものです.損傷を発生・進展させる低周波振動が作用すると,損傷部の接触状態変動が生じます.その結果,超音波振動が低周波振動に同期して変調します.本講演では,近年取り組んできた自励駆動型超音波振動を非線形波動変調に用いた接触型損傷評価法について紹介します.
「二次定数の解析性に基づくマス・ばね・ダンパ系の波動解析・波動制御」
長瀬 賢二(和歌山大)
波動制御法は,モード制御法の適用が難しい,低減衰の振動モードが広帯域に密に存在するような柔軟構造物に対し,解析・設計の省力化や性能のロバスト化を実現するもう一つの枠組みとして期待されている.講演者はこれまでに,マス・ばね・ダンパ系を中心に,従来の調和解析に基づく議論に変わり,二次定数の解析関数としての性質に基づく波動解析・制御の議論の枠組みの構築を進めてきた.本講演では,その議論の概要と,今後の展望などについて紹介する.
「結合自由度における自己コンプライアンス行列のRank-One 摂動を利用した共振周波数の制御」 松村 雄一(岐阜大)
構造物の共振周波数を所望の周波数へ変更したい場合,どの部位の板厚をどの程度変更すればよいかなど,構造変更の必要量を求める必要がある。このとき,感度解析やSDM(Structural
Dynamic Modification)などの繰り返し計算に頼らずに構造変更を案出する方法には,十分に一般化されていないという課題が残されている。本講演では,全系共振に対する分系のモード特性の寄与を明らかにするという着眼に基づき,このような課題に挑戦した結果について紹介する。
「Structural health monitoring of layered structure by strain measurements」
河村 庄造(豊橋技科大)
ひずみ測定を利用した階層構造物の健全性評価手法を提案した.壁の面内変形は,床によって壁の回転自由度が拘束されるため,変形が各階層に局所化されることを利用する.正常時にひずみが零に近い位置を定め,その位置のひずみを常時監視する.異常が発生すると,異常が発生した階層のひずみだけが有意な値を持つようになるので,異常発生階層が特定できる.数値例及び実験によって提案手法の有効性を示すことができた.
「自動洗濯機の防振設計とモデル化 ー20年の研究を振り返ってー」 辻内 伸好(同志社大)
約100年前に誕生した電気洗濯機は著しく進化し,DDモータのインバータ制御技術,流体バランサ技術を使ってドラム式やタテ型洗濯乾燥機も図書館並みに静かになり,共働き家庭でおこる夜中の洗濯も気にせず行うことができるようになった.講演者は約20年間,洗濯機の振動・騒音に関する研究に取り組んできた.「静かな洗濯機」の構造を支える様々な防振機構や防振設計にCAEが果たす役割について,研究室での研究の歴史を振り返って述べる.
2022年
9月
07日
水
第404回振動談話会のご案内
令和4年9月6日
振動談話会会員各位
第404回振動談話会のご案内
幹事 大阪市立大学 川合 忠雄
ヤンマーホールディングス株式会社 岡﨑 琢朗
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第404回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、
ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
第404回振動談話会
開催日 : 令和4年 9月16日 (金)
時 間 : 14:30 – 16:00
会 場 : オンライン会議(Teams)
参加希望者にURLを後日送付いたします。14:00より開場いたしますので
ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。
講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、
意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、
ミュート設定にするように、ご協力をお願いいたします。
○プログラム
[開催挨拶] 14:30 – 14:35
[講 演] ① 14:35 – 15:15, ② 15:15 – 15:55
講演テーマ①
白色雑音励振される減衰系に取り付ける標準型動吸振器の最適設計(高精度の近似解について)
講演者
京都大学大学院情報学研究科 西原修 先生
概要
標準型動吸振器の最適設計として良く知られる例について再検討した結果を報告する。
白色雑音励振において、主系変位の二乗平均を最小化する最適同調、最適減衰を与える最
適性条件が還元不能の三次方程式に帰着された。この方程式は実数による代数的操作では
解けないが、Vietaの公式を経由して高精度の近似解を導出することができた。本研究で
は、この過程にMathematicaによる数式処理を多用した結果、既報と比べて数式表現が大
幅に簡約化されている。発表においては、動吸振器などの受動型機構の最適設計について
全般的な観点からの説明を追加する予定である。
講演テーマ②
耕うん機の起振力低減研究
講演者
ヤンマーホールディングス(株) 平澤一暁
概要
歩行型の車軸耕うん機は,起振力すなわち耕うん時の反力の一部を推進力として利用する.
作業者はハンドルを操作し,抵抗棒の深さや耕うん機の方向を調節することで,耕深や速度
を任意の耕うん作業に適応させる.一般的に,作業時の起振力が急激に変動する場合は,ハ
ンドルを大きく速く調整しなければならないため,作業者の疲労は大きく,操作も難しい.
本研究では,個別要素法を用いて耕うん時の起振力を低減する設計案を創出した.
試作した耕うん機の運動は,高速度ビデオカメラで観察した.作業者の疲労を定量評価す
るため,被験者の筋電も併せて計測した.本報告では,起振力の低減を狙った設計の優位
性が,数値計算と実測の両者で確認された事例について紹介する
[諸 連 絡] 15:55 – 16:00
2022年
8月
05日
金
第8回若手研究交流会のご案内
振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会会員各位
振動談話会若手研究交流会実行委員会
振動談話会 第 8 回若手研究交流会(共催:機械の音と振動研究懇話会)のご案内
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.
2014年より開催しております振動談話会若手研究交流会は,昨年度はコロナウイルス感染
症の影響に伴いオンラインでの開催となりましたが,本年度は対面での実施を計画しており
ます.併せて,現地にて参加できない方に向けて,オンラインでも参加できるようにハイブ
リッド方式による開催に向けて準備を進めております.企業と大学の双方が参加しやすく,
かつ参加者にとって収穫のある内容を目指し,実行委員で協議して企画を決定いたしました
のでご案内申し上げます.また,豊橋技術科学大学の先生方のご厚意により研究交流会前日
に研究室見学会を開催いたします.
本交流会は発表者を 40 歳以下程度とし,ディスカッション重視であることが最大の特徴
であり,この分野の将来を担う若手の鍛錬および交流の場としてご活用ください.また,参
加者皆様の投票により優秀講演者を選出して「振動談話会若手優秀研究発表賞」を贈呈いた
します.
多くの企業・大学からご参加いただけますと,多様な発表が聞けて参加者の視野が広がる
と存じますので,奮ってご参加いただけますよう,実行委員一同よりお願い申し上げます.
敬具
記
振動談話会第8回若手研究交流会
日 時 :2022年9月30日(金)9:30-17:00(講演数により変動します)
会 場 :豊橋技術科学大学 サテライト・オフィス※
〒440-0888 豊橋市駅前大通2丁目81 emCAMPUS 5階
https://www.sharen.tut.ac.jp/satellite/
オンライン:Webex
※会場の定員の都合上オンラインでの参加をお願いすることがございます.
参 加 費:無料
懇 親 会:講演会終了後2時間程度を予定(飲食なし)
豊橋技術科学大学 研究室見学会
日 時 :9月29日(木)14:00~16:00
会 場 :豊橋技術科学大学〒441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ケ丘1-1
内 容 :1.知能材料ロボティクス研究室(http://smr.me.tut.ac.jp/)
教員:高木賢太郎,比留田稔樹
2.機械ダイナミクス研究室(http://dynaweb.me.tut.ac.jp/)
教員:河村庄造,松原真己,田尻大樹
3.チュートリアル「画像変位算出法のPythonコード実装」
講師:松原真己
※Python,OpenCVが使える状態のノートパソコンをご持参ください
申込方法:
下記URLの申込ページにアクセスし,下記の1.~9.をフォームに入力してください.
40 歳以上でディスカッションにご参加くださる方は4.にて「聴講者」を選択ください.
1.お名前
2.ご所属
3.連絡先メールアドレス
4.セッションの希望(研究発表/自己紹介/シーズ紹介/聴講者)
5.発表当日のご年齢確認(研究発表セッション発表者のみ)
6.ご講演題目(研究発表およびシーズ紹介セッション発表者のみ)
7.参加形式(29日:見学会現地参加, 30日:現地参加/オンライン参加)
8.懇親会への参加予定(現地参加/オンライン参加/不参加)
9.その他の連絡事項およびご要望等
申込ページURL https://forms.office.com/r/hssMnFxKkP
問合せ先:実行委員会 E-mail: sindou_wakate (at) t.kyoto-u.ac.jp
申込期限: 9月16日(金)迄
2022年
7月
20日
水
第403回振動談話会のご案内
令和4年7月20日
振動談話会会員各位
第403回振動談話会のご案内
幹事 大阪市立大学 川合 忠雄
ヤンマーホールディングス株式会社 溝田 徹
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第403回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、
ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
第403回振動談話会
開催日 : 令和4年 8月5日 (金)
時 間 : 14:00 – 16:10
会 場 : オンライン会議(Teams)
参加希望者にURLを後日送付いたします。13:30より開場いたしますので
ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。
講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、
意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、
ミュート設定にするように、ご協力をお願いいたします。
○プログラム
[開催挨拶] 14:00 – 14:05
[講演 1] 14:05 – 14:45
講演テーマ
慣性センサを用いた手指運動計測
講演者
同志社大学 研究開発推進機構及び理工学部 北野 敬祐先生
概要
日常生活などの動作を適切に評価するためには,手指の運動計測を実環境で行う必要がある.
しかし,光学式モーションキャプチャでは,空間的な制約により特殊環境下である場合が多く,
人の形態,機能,行動を正確に計測できない.そこで,空間的制約のない慣性センサを用いた
ウェアラブルな手指運動計測システムを開発した.しかし,光学式と比較し,
位置精度が劣る問題があるため,新たなリンクモデル構築手法・センサフュージョン手法
(拡張カルマンフィルタによる補正を効果的に行う観測方程式)といった信号処理手法を提案することで,
汎用性の高く精度の高い手指の計測,解析手法を構築した.
その結果,字の再現可能な位置精度が得られ,ピアノ演奏など多様な手指動作の計測や運動解析を可能とした.
[講演 2] 14:45 – 15:25
講演テーマ
遅延を含む人間の立位バランスの動的な同定法
講演者
高知工科大学 園部元康先生
概要
人間の発達・加齢の推定,病気の診断などで,立位のバランス応答の活用が
望まれている.外乱に対するバランス応答をモデル化し,個人の能力を数値
化することが望ましいが,応答の再現性,人間のフィードバック制御則が不
明であること,応答に遅延を含むこと,といった点で機械構造物との違いが
ある.本研究では,複数回の周波数応答実験により応答の再現性を確保し,
遅延時間の推定を実現するとともに,さらに揺動面の速度検知を考慮した制
御則を仮定し,個人のバランス同定を実現した.本講演では手法の説明のほ
かに,遅延フィードバック制御系の最適設計との比較による妥当性検証や,
履物を変えた場合のバランスの変化などを紹介する.
[講演 3] 15:25 – 16:05
講演テーマ
左右独立免荷ロボットの開発
講演者
大阪公立大学 大学院工学研究科 機械系専攻
株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所 客員研究員 高井 飛鳥先生
概要
左右独立免荷ロボットの開発
概要:臨床では脳卒中後片麻痺患者の歩行能力の改善を目的に、
体重免荷式トレッドミル歩行トレーニングが行われている。
このトレーニングに用いられている既存の体重免荷装置は、左右同時に体重を真上方向へ免荷する。
そのため、患者を左右の重心移動のある適切な歩行パターンに誘導することは困難であった。
そこで、臨床機関と共同で、2本の空気圧人工筋を用いて左右独立に免荷が可能なロボットを開発した。
左右独立免荷ロボットの構造および駆動原理、力制御実験に関して紹介する。
また、臨床での脳卒中後片麻痺患者での実証実験を紹介する。
[諸 連 絡] 16:05 – 16:10
2022年
6月
08日
水
第402回振動談話会のご案内
令和4年6月1日
振動談話会会員各位
第402回振動談話会のご案内
幹事 大阪市立大学 川合 忠雄
ヤンマーホールディングス株式会社 溝田 徹
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第402回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、
ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
第402回振動談話会
開催日 : 令和4年 6月17日 (金)
時 間 : 14:30 – 16:10
会 場 : オンライン会議(Teams)
参加希望者にURLを後日送付いたします。14:00より開場いたしますので
ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。
講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、
意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、
ミュート設定にするように、ご協力をお願いいたします。
○プログラム
[開催挨拶] 14:30 – 14:35
[講 演] 14:35 – 16:05
講演テーマ
1DCAE の概要及び適用事例についてーデジタルツインへの展開を目指してー
講演者
大阪公立大学大学院工学研究科機械系専攻 川合忠雄
概要
1DCAE は 10 年ほど前から主に設計工学の分野で提唱された考えで製品開発の上
流(設計概念,機能設計)で,開発する製品が求められる機能を実現できるかど
うかを確認し,最適化するため用いられる.代表的なツールとしては Modelica
言語がある.Modelica 言語を用いると,動力学,材料力学,熱力学,電気,制
御などの異なる領域にまたがるモデルを統一して構築することができ,その物理
的な振る舞いを容易にシミュレーションすることができる.本講演では,1DCAE
の概略,Modelica 言語を用いたモデル化および機器の診断へ適用した事例を紹
介するとともにデジタルツインへの展開についても紹介したい.
[諸 連 絡] 16:05 – 16:10
2022年
3月
01日
火
第401回振動談話会のご案内
2022年2月28日
振動談話会会員各位
第401回振動談話会のご案内
幹事 同志社大学 伊藤 彰人
神戸製鋼所 山口 善三
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第401回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、
Teamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
開催日 : 2022年3月18日 金曜日 時 間 : 14:00~16:30
ご講演内容により、終了時刻は前後する可能性がございます。
会 場 : オンライン会議(Teams予定)
参加希望者にURLを後日送付いたします。13:30より開場いたしますので
ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。
休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、
意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート
設定にするように、ご協力をお願いいたします。
○プログラム
[開催挨拶] 14:00 – 14:05
[講 演 1] 14:05 – 14:45
「音信号提示によるヒトのリズム動作の解析」
講演者: 松本 賢太(東京理科大学)
概 要:
文部科学省が実施する「体力・運動能力調査」の報告によると,昭和60年に比べ子ども
の運動能力は低下している.一方で,身長・体重は昭和60年に比べ増加しており,
筋骨格系として考えれば,現代の子どもの方が発達している.それにも関わらず,運動能力
が低下しており,運動能力低下の問題を解決するには,体格の発達だけでなく,身体制御
の能力の向上が重要と考えられる.そこで,身体制御の能力の一つと考えられるリズム感に
着目し,リズム感を評価する手法の構築を本研究の目的とする.音信号を提示した際のリズム
動作を評価し,さらに,週2回4週間継続して実験を実施し,リズム感の経時的変化を解析
したので,その結果を報告する.
[講 演 2] 14:45 – 15:25
「カーボンニュートラルにむけた電動モビリティのNVH開発におけるモデルベース技術の紹介」
講演者:宮下 真明(Siemens株式会社)
概 要:
カーボンニュートラルに向けてモビリティの動力源がエンジンからモータへと変化しております。
また製造業においては更なる開発効率向上が求められ、試作する前段階において振動騒音
を予測し対策する技術のニーズが高まっております。
振動騒音の性能向上と開発効率向上を両立させるためのシミュレーションと実験を融合した
技術を紹介します。
---休憩--- 15:25 – 15:35
[講 演 3] 15:35 – 16:15
「ワイヤ型歩行アシストスーツのアシストタイミングの検討」
講演者:伊藤 彰人(同志社大学)
概 要:
歩行動作を支援するワイヤ型アシストスーツが研究されている.ワイヤ型アシストスーツの
アシストタイミングについて理学療法士の意見や関節トルクや関節パワーを基にして決定
する方法などが提案されているが,着用者ごとに最適なアシストタイミングを設定することが
難しいといった問題がある.そこで,大腿部の角加速度用いてワイヤ型アシストスーツの
アシストタイミングを決定し,評価した事例を紹介する.
[諸 連 絡] 16:15 – 16:20