第363回振動談話会のご案内

2015102

 第363振動談話会のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第363回例会を下記の通り開催致します。

今回は、3件の興味深いご講演に加え、三菱電機様のご好意で系統変電システム製作所

が見学できます。三菱電機様の高度な技術と経験の積み重ねを垣間見ることのできる

貴重な機会です。意見交換のできる交流会も含めまして、皆様の積極的なご参加を

お待ち申し上げております。

                                   敬具


              記


        第363回振動談話会


開催日 : 平成27102日(金)

時 間 : 13:3019:00

会 場 : 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 13会議室

      (兵庫県尼崎市塚口本町8-1-1

http://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/network/randd/detail/#P000000026

集 合 : 13:3013:10開場)

      会場の都合がございますので、開場時間以前の来訪はご遠慮ください。


○プログラム

[見学]13:30-14:50  下記を予定しております。

・系統変電システム製作所紹介とビデオ放映

・系統変電システム製作所ショールームご見学

・組立工場、開発部設備ご見学


[休憩]14:50-15:15  休憩時間中、研究所のショールームを見学いただけます


[諸連絡]15:15-15:20  開催に当たってのご挨拶


[講演1]15:20-16:00 「エレベーターのアクティブ制振技術の開発」

宇都宮健児(三菱電機)

概要:

 エレベーターのかご横振動は、かごを案内するレールの曲がりや据付誤差

によりかごが強制変位加振されることで生じる。本発表では、かご横振動の

アクティブ制振技術を実用化するために実施した開発の着想や工夫点について

報告する。また、エレベーターが超高速化する時に生じる新たな課題とその解決方法について示し、中国上海の世界最高速エレベーター(分速1080m)に搭載予定の新しいアクティブ制振技術についても紹介する。


[講演2]16:00-16:40 「宇宙テザー技術とその風力発電への応用について」

             藤井裕矩(首都大学東京名誉教授、TMIT研究開発部所長)

概要:

テザー技術は、インフレータブル技術と並んで宇宙先端技術の一つである。

講演者は200731.7㎞のひも型テザーの最長宇宙伸展に成功したESAの

YES計画に参加した。また、2010年にはJAXAを中心にした日・欧・米

・豪の国際協同実験のPIとしてテープ型スーパー・テザーの世界初の宇宙

伸展に成功した。一方、最近10年間において欧州や米国において高空での

安定した強い風力を用いた発電技術の研究が実用化に向けて進行中である。

わが国でも講演者を交えて宇宙テザー技術を応用した凧型の高空風力発電

技術の研究が進んでいるので、これを紹介する。


[講演3]16:40-17:20H2規範による二重動吸振器の最適設計

(直列二重動吸振器と並列二重動吸振器の性能比較)

浅見敏彦(兵庫県立大学)

概要:

 H2規範とは,外部から主質量に伝達される振動のエネルギーを最小化

することを最適とする設計規範である。その評価関数であるH2ノルムは

振動系の定常応答曲線を自乗し,それをゼロから無限大までの周波数帯

域で積分することによって計算される。動吸振器の設計規範として良く

知られているH∞最適化と比べて,H2規範では共振点の高さは少し高く

なるものの,除振域での振動抑制効果はH2規範の方が優れているという

特徴がある。これまで,単一質量の動吸振器についてはH∞最適解とH2

最適解が両方とも代数解の形で求められていたが,ここでは2個の動吸

振器を用いた二重動吸振器のH2最適解について報告する。単一動吸振器

の場合には最適化すべきパラメータは二つだけであったが,二重動吸振

器では五つのパラメータを同時に最適化しなければならないことが示さ

れる。その最適解は,直列二重動吸振器の場合には簡単な代数解の形で,

また並列二重動吸振器の場合には数値解の形で求められた。両者を比較

した結果,直列動吸振器の方が性能が良く,並列二重動吸振器の制振性

能は,単一動吸振器と直列二重動吸振器のちょうど中間に位置すること

が明らかになった。


[技術交流会]17:30-19:00  三菱電機 保健センター 3階大集会室


201591

振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

振動談話会 第2回若手研究交流会のご案内(確定版)

 

 暑い日が続いておりますが,いかがお過ごしでしょうか.振動談話会若手研究交流会の第2回につきまして,開催の内容が決定致しましたので,ご案内申し上げます.

 

開催日時:平成2791819日(金,土)

会  場:シーパル須磨(神戸市立国民宿舎須磨荘) 講演室:3階コスモス(予定)

     http://www.seapalsuma.com/

     〒654-0055

     神戸市須磨区須磨浦通1-1-1

     JR 須磨海浜公園より徒歩8

費:

 (1) 1日目午前から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで    12,000

 (2) 1日目午後から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで    11,000

 (3) 宿泊から参加~2日目終了まで                                                   5,000

 (4) 1日目午前から参加~自由討論会まで                                       7,000

 (5) 1日目午前から参加~午後の講演会まで                                   1,000

 (6) 1日目午後から参加~自由討論会まで                                       6,000

 (7) 1日目午後の講演会のみ参加                                                           無料

 

プログラム:

1日目(918日(金))

[受付]10:10-10:30

[開会の挨拶・諸連絡]10:30-10:40

[セッション1]10:40-12:20

[昼食]12:20-13:20

[セッション2]13:20-15:00

[セッション3]15:15-16:25

[セッション4]16:40-18:20

[名刺交換・諸連絡]18:20-18:40

[個室移動]18:40-19:00

[自由討論会]19:00-21:00

 

2日目(919日(土))

[セッション5]9:00-10:40

[セッション6]10:55-12:05

[閉会の挨拶・諸連絡]12:05-12:10

 

 

若手研究交流会のルール

・発表者は40歳以下程度とする.

40歳以上の聴講者も歓迎する(ディスカッションの充実にご協力ください).

・講演内容は振動工学に限定せず,機械力学全般,計測,制御の発表を募集する.

・セッションは下記の4種類とし,40歳以下の参加者はいずれかのセッションで必ず発表する.

 

セッションの種類と時間配分

駆け込み寺セッション

(発表15分+質疑10分)

直面している課題や疑問を発表し,参加者全員で知恵を出しあうセッション

通常セッション

(発表20分+質疑10分)

技術や研究に関する成果を発表し,質疑応答を行う.

技術・研究紹介セッション

(発表25分+質疑5分)

質疑応答よりも発表自体に時間を割きたい発表者向け.質疑が出にくい発表内容に適したセッション

自己紹介セッション

(発表5分+質疑5分)

自己紹介を行うセッション(発表内容がない40歳以下の参加者用のセッション)

 

・発表には自己紹介のスライドを必ず含める.

・発表内容は①自分自身の技術・研究紹介②所属する組織の技術・研究紹介③卒業論文・修士論文の中から自由に選んでよい.また,発表内容の新旧は問わない.学会などで発表済みの内容でまったく構わない.40歳以下の参加者で発表内容がない場合は自己紹介セッションで自己紹介を行う

・配布資料を用意する(無しも可).内容は,発表の概要,発表のスライド,発表に関連する論文や技術報告など,自由とする.一部のスライドを削除した資料や配布資料なしも可.若手研究交流会終了後に電子データを集め(※提供は任意),振動談話会のウェブサイトに掲載する(ウェブサイト上の電子データは振動談話会の会員のみが閲覧できる).

・聴講者も含め,参加者はディスカッションの充実に努める.駆け込み寺セッションでは全員が知恵出しに協力する.参加者は,発表するセッションにおいて1回以上の質問を行う.

・名刺交換タイム用に十分な数の名刺を持参する.

 

問合わせ先:同志社大学 伊藤 彰人 aito@mail.doshisha.ac.jp

 

実行委員(あいうえお順)

伊勢智彦(豊橋技術科学大学),伊藤彰人(同志社大学),河野大輔(京都大学),園部元康(徳島大学),西田慎吾(三菱重工業(株)),尾藤健介(東洋ゴム工業),森辰宗(神戸製鋼所),山田啓介(関西大学),吉田達哉(福井大学)

アドバイザー:南部陽介(大阪府立大学),古屋耕平(岐阜大学)