第358回振動談話会のご案内

                                            2014年10月2日
振動談話会会員各位

         第358回振動談話会のご案内

               幹事  兵庫県立大学  伊勢智彦
                   日立造船    岡田 潤


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第358回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。

なお、今回は日本機械学会関西支部秋季技術交流フォーラム
(http://www.kansai.jsme.or.jp/) の一環として、機械の音研究懇話会と
振動談話会の共同企画 第15回秋季技術交流フォーラム として
合同で開催致します。

参加費が有料となっておりますが、ご了承願います。

─────────── 記 ───────────

関西支部第15回秋季技術交流フォーラム

http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum15.html

開催日:2014年11月1日(土)10:00〜19:30
会 場:兵庫県立大学 姫路環境人間キャンパス(姫路市新在家本町1丁目1-12)
   JR・山陽電鉄「姫路」駅下車、「姫路駅(北口)」神姫バス乗り場の系統
   番号7,8,9,11,12,13のいずれかに乗り、「県立大環境人間学部」で
   下車。
   距離にして2.6 km、所要時間10分、運賃は210円。
   バスは5分に1便の割合で出ています。

 ○懇親会 18:00〜19:30(参加登録者は無料)
 ○参加登録料について
   正員・懇話会会員・協賛団体会員:5,000円,
   関西支部シニア会会員:2,000円

 ●第7室● 機械の音研究懇話会(振動談話会との共同企画)
 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(1)
 [座長 伊勢智彦(兵庫県立大)]
  11:00〜11:35  「圧電素子を貼付した平板とLR回路による共鳴音の
           低減」 山田啓介(関西大)
  11:35〜12:10  「”制振材料の減衰特性予測”,今昔」
           宇津野秀夫(関西大)
 【基調講演】
 [座長 宇津野秀夫(関西大)]
  13:30〜14:30  「振動・騒音問題への取り組み」
           小泉孝之(同志社大)
 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(2)
 [座長 岡田 潤(日立造船)]
  14:40〜15:15  「ポンプ水中軸受用外部診断装置の開発」
           兼森祐治(酉島製作所)
  15:15〜15:50  「駆動力抜けのない常時伝達変速システム」
           小森雅晴(京大) 


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機械の音研究懇話会パラレルセッション 講演内容
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○基調講演
「振動・騒音問題への取り組み」小泉孝之(同志社大)
企業で23年,大学で22年振動・騒音問題に取り組んで来た.その間時代ととも製
品やシステムとしての対象が変化し,また新たに発生する現象も見られた.それ
らに伴い解析,計測技術は目覚ましい発展を遂げた.講演者の個人的経験である
がその変遷を振り返り総括してみたい.また今後発生するであろう領域や現象に
ついて考察してみる.


○機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(1)
「圧電素子を貼付した平板とLR回路による共鳴音の低減」山田啓介(関西大)
本研究では,車室等のこもり音を低減する手法として,圧電制音板を提案した.
提案手法は,平板に貼付した圧電素子にLR回路を接続することで平板に等価的に
減衰を与え,平板の基本振動モードを音場の共鳴と共振させることによって共鳴
音を低減する手法である.音場の一つの音響モードに対して,圧電制音板が二重
動吸振器のように作用することを理論とシミュレーション,実験結果を用いて説
明する.

「”制振材料の減衰特性予測”,今昔」 宇津野秀夫(関西大)
1990年代中頃に制振鋼板の複素曲げ剛性や周波数応答関数の予測,プレス成形品
の振動低減効果などを研究した.当時は,はりの強制加振問題として三角関数と
双曲線関数で理論解析したが,複素曲げ剛性はレーリー減衰と見なせるため,複
素モード解析としての表現も可能である.本講演では両視点から制振材料の減衰
特性について概要をお話しする.


○機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(2)
「ポンプ水中軸受用外部診断装置の開発」兼森祐治(酉島製作所)
ポンプ排水機場では大型の立軸ポンプが多く使用されている.そのポンプ水中軸
受の摩耗状態を把握するためには,定期点検の度にポンプを引き上げて分解,点
検,再組立て,据付の工程を行なわなければならなかった.そこで,水中軸受の
摩耗の進行状況を空気マイクロメータ法により計測・診断することにより,ポン
プの信頼性が高められる水中軸受外部診断装置を開発した.

「駆動力抜けのない常時伝達変速システム」小森雅晴(京大) 
変速システムは幅広い速度範囲を実現する場合に用いられる.現在,広く使用さ
れている変速システムとしては,自動車用の歯車式変速システムがある.しかし
ながら,歯車式変速システムでは,変速の際に駆動力が抜けるという課題があ
る.また,変速時に入力側から出力側へ回転角度を正確に伝達することは困難で
ある.そこで本研究では,非円形歯車を用い,変速中でも駆動力が抜けず,か
つ,正確な回転伝達が可能な常時伝達変速システムを開発した.



 以上