振動談話会へようこそ

振動談話会は,関西地区の技術者および研究者を中心とした集まりで,振動技術および騒音その他の新しい周辺技術に関する情報交換を自由な雰囲気のもとに行なうことを目的としています.研究成果の発表,新しい技術の紹介,企業の技術紹介,トラブル相談なども行います.

お知らせ

2019年

9月

17日

第387回振動談話会のご案内

      第387回振動談話会のご案内

 

            幹事  京都工芸繊維大学  射場大輔

                日本製鉄     近藤 修

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

第387回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

           記

 

    第387回 振動談話会

 

開催日 : 令和元年9月27日(金)

時 間 : 14:00~16:40

会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・キャンパス

      〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング17階

      https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

      ※会場をお借りする時間の都合上,開始時間を少し早くしました.

       宜しくご了解下さい.

 

○プログラム

 

[連絡]14:00-14:10 開催挨拶

 

[講演1]14:10~14:50

題目  :接触摩擦によって生じる構造ヒステリシスの評価

講演者:河内毅(日本製鉄株式会社 技術開発本部 鉄鋼研究所) 

概要 :構造体における振動減衰現象が準静的に変化する荷重において生じる荷重-変位線図上に見られるヒステリシス現象に相当するものであると捉え,構造体のヒステリシス測定実験とFEM解析について報告する.本報告では,自動車車体のように薄板を成形・溶接し組み立てる構造体の溶接フランジにおける接触摩擦に着目する. スポット溶接されたダブルハット部品を対象に,溶接フランジにおける摩擦がヒステリシスに及ぼす影響を実験的に評価する.この際,測定上不可避的な試験機系そのものが有する損失エネルギを取り除き,摩擦によってのみ生じる損失エネルギを試験体のヒステリシス評価値として算出する.得られる損失エネルギは荷重の増加に伴い増加し,弾性変形領域においても構造体にヒステリシスが発生する結果を得る.荷重速度ゼロへの外挿点を静的ヒステリシスとして評価し,最大荷重の2乗に比例する結果を得る.さらに,接触を考慮したFEM解析により,構造ヒステリシスがフランジ摩擦によるものでありうることを確認する.

 

[講演2]14:50~15:30

題目 :自励発振を用いた泳動推進体の適応制御に関する基礎検討

講演者:山野彰夫(大阪府立大学 助教)

概要 :様々な環境下で推進を実現できるヘビ型ロボットが研究されているが,運動パターンは固定されたものが多い.センチュウの一種であるC.elegans は,環境に応じて知覚フィードバックを介して大幅に運動を変化させ,水中から寒天上での推進を行う. 神経・身体・流体を連成した数値解析モデルが構築されており,系全体を自励発振させることで適応運動の様子を再現できることが示されている.本研究ではこの適応運動が推進において何に貢献するかを評価し,推進体の制御への応用について報告する.

 

~休憩~

 

[講演3]15:50~16:30

題目 :非定常不規則信号のモデルとその係数の推定手法について

講演者:井嶋博(和歌山大学 教授)

概要 :不規則信号を表現する数学モデルは,振動や信号の解析,制御への応用,雑音を除去するためのフィルタの構築,また未来の信号の状態予測など様々な応用が期待できる.その中でも自己回帰モデルを中心とした表現は,そのモデル係数の推定が容易なことから様々な応用がなされてきた.しかし,信号がこのモデルで表現できるとしても,実際にはデータに雑音が付加されて取得され,この雑音の影響が大きい場合,推定されたモデル係数に誤差が生じる.また,音声信号, 地震波,脳波や心電などの生態信号,さらには, レーダーや磁気センサー信号など,多くの信号は統計量や周波数情報などの統計的性質が時々刻々変化する非定常性をもつ.本講演ではこのような推定誤差の問題を解決するための係数推定手法と,非定常な信号モデルへの拡張について,これまで提案してきた手法を中心に紹介する.

 

[諸連絡]16:30-16:40

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